2019年06月09日

加藤美紀 個展「祈りの集積」花菖蒲

個展に出品する作品の紹介をしていこうと思います。

538838EC-70E7-4EBB-A5BA-4DD3E1F122D1.jpeg

ーーー
タイトル:花菖蒲(HANASHOBU)
制作年:2019年
画材:木製パネル、ワトソン紙、ガッシュ、岩絵具、水干絵具
Painting material:Wood panel, Watson paper, Gouache, Natural mineral pigments, Dyed Mud pigment
サイズ:410mm × 318mm(F6)
ーーー

花菖蒲の精のようなイメージです。
作品の意味よりも、色の組み合わせの美しさを求めました。
ガッシュでは出せない質感が欲しくて、一部に岩絵具を使用しております。

制作途中

589FE612-514D-4109-B2DD-4B146A44E070.jpeg

画像の色をがんばって原画に合わせたのですが、やはり本物の方が良いです…

B2855DC6-F49E-49AA-807E-1A36B88B3672.jpeg

帯留はルネ・ラリックの蜻蛉のブローチ。
こんな風に贅沢に使えたら素敵。

A779F708-2349-4FE8-98A9-072C559E0CEB.jpeg

額に入れるとこんな感じです。

0B30D9B3-9835-4447-BB23-71C1E297CB0B.jpeg

実は「花菖蒲」は以前から描こうとしていた絵です。
銀箔にして色もマゼンタの予定でした。
しかし銀箔だとイマイチで途中で頓挫。
柴又FU-TENの壁画(2018年5月制作)でこの着物を描いてしまったので、今回は色を変えました。

↓制作中に見本にしています。

9FF68499-A466-406D-AD12-2EB13C57FFDA.jpeg

柄はちょっと違いますが…イメージは同じです。

4DF30E13-9315-48F0-B7C2-70C8F62FBBAD.jpeg

ちなみに壁画の完成はこんな感じ(カメラマンさん撮影)

EEF8B1AA-27E6-44AD-BF9A-1EDD06326B8F.jpeg

ぜひ「花菖蒲」の実物を見ていただけましたら嬉しいです。
柴又FU-TENが気になった方はこちら(^ ^)

ーーー

加藤美紀 個展「祈りの集積」
2019.7.13(土)~ 7.30(火)

清アートスペース
場所:東京都港区西麻布3-20-14 梅田ビル1階(六本木駅)
営業時間:11:00 ~ 19:00
休廊:(月)
posted by mikikatoh at 12:00| 展示

2019年06月07日

加藤美紀 個展「祈りの集積」

加藤美紀 個展「祈りの集積」
2019.7.13(土)~ 7.30(火)

清アートスペース
場所:東京都港区西麻布3-20-14 梅田ビル1階(六本木駅)
営業時間:11:00 ~ 19:00
休廊:(月)

作品「伏見の狐:鍵」

1E5B8275-22E2-4FD1-939C-C10B3D7829FD.jpeg

F59A7F7C-AEAA-428D-B6C2-AE75AC02520F.jpeg

ーーー

「伏見の狐:鍵」(65cm x 30cm)
「祈りの集積」(M100号)
「伏見の狐:玉」
の3点が京都の伏見稲荷大社をテーマにした絵になります。

創建は708年頃(711年和銅4年2月11日初午の日説)、奈良に平城京が遷都される頃です。
それから1300年、人々の願いを受け止め続け、今では奉納された朱色の鳥居が山を巡るトンネルのようです。

大小の鳥居、絵馬、狐の狛犬…
全国に3万社ある稲荷神社の総本社でもありますから、その祈りの数は膨大です。

人々の願う内容は時世によって変わったでしょうが、平和や幸せ富や健康を求める姿は変わらないように思います。

そんな聖地の稲荷山ですが、そこで暮らすお狐様にとってはいつもの日常。

・・・

千年の時が流れ時代が変遷しても、人の生み出す願いは変わらない。
過去現在未来、那由多の祈りはここに集積する。

我ら伏見の神使白狐。願いを叶える者なり。
人々の祈りの数が我らの力を強くする。

「伏見の狐:玉と鍵」の狐さまより

ーーー

2019年の年が明け、令和となり、そして個展の夏が来る…
月日の流れはとても早いですね。もっと頻繁に日記を更新するはずだったのですが、もう6月です。
せめて個展期間中は多く更新できるようにしたいと思います。

着物「水玉椿」もいよいよ発売です。
個展にあわせ、水玉椿を取り扱ってくださるネットショップにて7/13から発売開始(現在準備中)

様々ご紹介して参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
posted by mikikatoh at 16:56| 展示

2019年01月16日

Japaaan

ウェヴマガジン Japaaan にて「水玉椿」を取り上げていただきました。
とても嬉しいです。ありがとうございます!


CB8A0785-04F1-4916-85F3-D33B44A34493.jpeg

以前にも、私の作品についてもとても素敵に書いてくださいました。


京朋さんに「絵から飛び出す現実の着物を作りたい」と声をかけていただき、京朋さんの希望+私の譲れないポイントを踏まえて、わりと自由に出発しました。
アンティーク着物好きの私から見て、まだ派手派手な着物を着るには勇気の出ない初心者さんに着やすく、ド派手な柄を着こなす玄人さんにも「これなら着てみたい」と思ってもらえるものを…と考えデザインしました。

今まで(今も)未知の連続で作ることのみに精一杯でそれより先まで想像する余裕がありませんでした。やっと「着る物」として考えられるようになってきた感じです。
しかし私の思考は二次元まで…果たして着物という本物の衣服として成立しているのだろうか?ニンゲンに似合う物になっているのだろうか?

もし現実世界でこの着物を着てくれている方を見てしまったら、もう畏れ多くて私の心臓は緊張のあまり止まってしまいそう…

自分にとって初めてというものは、進む先全てが不確かで不安でドキドキが止まらないものですね。
良いものが作れますように。毎日祈っています。
posted by mikikatoh at 22:19| 着物