2019年06月22日

『水玉椿』のあれこれ

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絵から抜け出る本物の着物、というコンセプトで誕生した『水玉椿』

ブランド名を決める際、名前の響きの可愛さと共に、私の「大好き」を詰めこみたいと思いました。
アンティーク着物にハマると「薔薇、小鳥、蝶々、水玉」を狂ったように好きになるという不思議。
その中の「水玉」に1番好きな花である「椿」をくっつけました。
特に斑入りの椿が好きで、それは水玉模様に見えなくもない?

ロゴを制作したのは、田辺智子デザイン室の田辺智子さん。
素敵な文字を作るのがとても上手い方で、ずっと一緒にお仕事したいと思っていました。
今回大好きな着物で念願が叶いとても嬉しいです。
ロゴの候補をいくつかいただきましたが全て想像以上に素晴らしく、1つに決めるのが勿体無くて何日も悩みました。
最終的に着物のイメージを形にしたようなこのロゴに決定しました。

メインビジュアルのグラフィックデザインも田辺さんが担当してくれています。
(画像はタペストリー用デザイン)

「わたしがわたしに恋する着物」
キャッチコピー

『水玉椿』がどんな着物であって欲しいか、着る人がどうあって欲しいか。それを端的に表すなら…
願わくば、私が着物にハマったあの瞬間のようであって欲しい。

素敵なアンティーク着物のお店で初めて手にした着物。
鏡に映った自分は、すごくすごく可愛かった。

あのトキめいた瞬間から着物が大好きになり、着物で頭がいっぱいになり、下手なのに着物雑貨を作りたくて手芸をし、帯留が作りたくて陶芸を習った、毎日が楽しくてたまらなくなった。

着物のルールとか、誰かからの評価とか、正直どうでもいいと思う。
着物は特別なものじゃない。なりたい自分になりたい。
今日はワンピースにしようか?着物にしようか?そんな日々の喜びの1つになったらすごくいい。

『水玉椿』もうすぐ発売。
ドキドキ。
posted by mikikatoh at 12:00| 着物